2010年9月6日月曜日

カナとカザ


ナマステ ウッジョールです。
ネパールは、「食事」のことを「カナ」と言います。
「カナ」は「ダルバート」というネパールの定食で
しっかり食べるご飯のことです。
これを朝(9時、10時頃)と、夜(8時か9時頃)に食べます。
夜、食べた後、すぐに寝ます。
この感覚が、私にはよくわかりません。
私が、6、7時頃に食べると言ったら、ネパール人は
みんな、びっくりします。
食べた後、すぐ寝ると太るよと言っていますが
(ネパール人は男性も女性もお腹が出でます。)
それが習慣になっているから、仕方ないですよね。

これだけ見ると、少ないと思いますが、
実は「カナ」以外に「カザ」というものがあります。
定食以外の食事なら何でも「カザ」です。
クッキー、パン、モモ、麺、ナン、モモ(餃子)など。
これらをだいたい2,3時頃に食べます。
日本人からすれば、ヌードルも食事のひとつとして
考えるので、夜ご飯がラーメンでもO.K.ですよね。
これまた、私が夜ご飯にラーメンを食べたと言ったら
そんなものは、「カナ」じゃないとびっくりされました。

さらにネパール人は甘い紅茶が大好きです。
「チヤ」と言います。
朝、起きてすぐや「カザ」の時にも飲みます。
これが、ほんとに甘い!
砂糖がどれだけ入っているのか??と思うくらい甘い!
甘いものは、好きだけど、この甘さには慣れません。

食事ひとつでこんなにも違うのですね。
でも、食事は世界共通。
方法は違っても、ネパール人がどんなものを食べ、
日本人がどんなものを食べているのかなど
共通の話題になります。
今の私の言語レベルで唯一、会話を弾ませることが
できる話題です。

「食事」はどこの国でも楽しく幸せになる行為ですね。

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