2011年10月21日金曜日

キャンパスマ パラエコ(キャンパスで教えた)

ナマステ ウッジョールです。

私の任地のセンター校は12年生まである。
11,12年生は高校を卒業した後に通う2年制のカレッジのようなものだ。
サイエンスやアカウンテン(経理)、教育などのコースがある。
そこでなんと、小学校教諭である私が教えたのである。
教育コースの数学専門を教えている先生から依頼を受けたのだ。

何を教えたかというと、ティーチングマテリアルについてである。
私がネパールに来てから作った1,2年生で役立ちそうな教材を紹介し、
使い方を教えたのである。
学生を相手に久々に緊張した。
いつもは小さな子ども達相手なので、下手なネパール語でも
歌ったり、踊ったりしてカバーできるが、
1時間、ネパール語でレクチャーしなければならないのは、やはり難しい。
私にとって、かなり勉強になる時間であった。
今後も、何回か教えることになった。

今から、先生になろうとしている学生に授業方法を教えることは
ネパールにとって絶対、必要であると感じていたところだったので
こういう機会を与えてもらったことは、本当に有難い。
現場に送る前にきちんと授業技術を学ぶ制度を整えることができれば
ネパールの教育は変わって行くはずなんだけどなー。

6時から始まる授業に間に合うように5時に起きたので、眠くてしょうがない。
毎日、朝早くから起きて、学んでいる学生、教えている先生。
朝の苦手な私にとって、それだけで立派と感じてしまう。

そんな私が、朝早くから、町を歩いていると、知人は驚く。
「今日は、とても早ね!なんで?」と、
やはり早朝であっても声を掛けてくれるのである。
「キャンパスに教えに行くの。」と答えると
さらに、驚くのである。
なぜか?
ネパールでは、高学年を教えている先生がより尊敬される。
難しい勉強を教えている先生は、偉いのである。
「あなた、キャンパスの学生を教えることができるんだー!!」という驚きである。
そんなに驚かなくても・・・・。
小さくても大きくても人に教えることは、難しいことなんですけどね。

久々にいい緊張感を体験して、気持ちよかった。

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