2010年10月30日土曜日

村の学校


ナマステ ウッジョールです。
私が配属されている学校を拠点に
村々の学校を巡回しています。
これで4校目。

はじめ、配属校に来たときは、
この村にしては立派だけど、日本と比べると
随分、質素でこれが、学校かー。という印象でした。
しかし、色々回ってみると、配属校は、立派で
すごく恵まれていることがわかりました。

今回、行った学校は建物がトタンでできていて
窓が少なく、電気もないので、教室に入ったとたん
とにかく、暗いという印象。
夏場は、ものすごく暑く、冬は寒いという
学ぶには最悪の環境のなか、子どもたちは
元気に、登校してきていました。
山の中にあるので、雨が降ると道がぬかるみ
歩いてくることは、困難。
場所によっては、土砂が崩れてくるんじゃないかと
思うところもあります。
先生の話では欠席も多いとのこと。
実際に行ってみて、そりゃそうだ。仕方ないと納得。

学力がつきにくいと先生方は嘆いておられましたが、
私が授業をしたときの子ども達の
キラキラした目は純粋で心から
私との勉強を楽しんでくれているようでした。
私が日本の手遊びや歌を教えると
すごい集中力で覚え、何度も何度も歌ってくれます。
そして、お返しとネパールの歌を歌ってくれました。
それは、何の歌か、意味もわからなかったのですが
5年生のクラス15人が、私に向けて
一所懸命、心を込めて歌っていることがわかり
途中から、なんともいえない感激を覚え、
涙が出そうになりました。
途中から教室に入ってきた先生も
こんなにすばらしい子ども達の歌声を聴いたことがないと。

今回2日だけ行ったこの学校のこどもたちから
とてつもなく、大きな感動をもらいました。
絶対、この学校にまた来て、この子ども達のために
私にできる精一杯のことをしたい、しなければならないと
思いました。

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