2011年11月12日土曜日
ブバアマ アウヌバヨ!(両親が来た)
ナマステ ウッジョールです。
両親がネパールに来てくれた。
海外旅行の経験がないわけではないが、ツアーでなく、
添乗員のいない旅行は初めてなので、
「タイでちゃんとトランジットできるのか?」
「ちゃんと飛行機に乗っているのか?」などなど、とても心配だった。
カトマンドウの空港で待っている間も、ドキドキしていた。
ゲートから出てくる2人の姿を見て、ほんまにホッとした。
来るまでに、いろいろ大変だったようだが、とにかく無事、到着して
ネパールで約1年半ぶりの再会を果たしたことが、なによりうれしい。
10日間の滞在で、両親に私の任地や職場、
ヒマラヤ、ブッタの生誕地、現地の様子などを見てもらおうと
いろいろプランを作って、一緒に旅行した。
こんなに長く一緒に旅行したことは、おそらく初めてだろう。
私の任地では、たくさんの方に歓迎してもらい、大家さんや私の生活ぶりを見て、
「生活は便利ではないかもしれないが、
周りにいい人たちがたくさんいるから、とても安心した。」と、両親が言ってくれた。
そして、現地の方の生活様式を見て、
「日本の50年前を思い出す。自分の小さい頃の生活とよく似ていて、懐かしい。」とも。
ネパールの棚田を見て、
「日本の比じゃない。よくあんな山奥まで作ったなー。」と感心していた。
ルンビニ(ブッタの生誕地)やパシュパティナートというヒンドゥー教の寺院を見て、
ネパールでは生死がとても身近で、輪廻転生などを深く感じることができ、
死に対する考え方も変わるなー。」など悟りを開いたかのように話していた。
両親にとって、道も車もよくないネパールでは、移動がとてもきつかったと思う。
私が予約した山の上のホテルも舗装されていないでこぼこ道で、
行きながら、「ほんまにこんなところにええホテルがあんのかー。」と父に言われ、
「ネパールでは、この道、普通やし、別に悪くないんやけど。」と言いながら
この道が普通と思っている自分は、もうネパール感覚になっていると感じた。
到着後、父も母もそのホテルをとても気に入ってくれたので、よかった。
この旅で、何度も日本住む両親とネパールに住んでいる自分とで、
感覚のずれがあると感じ、ネパール側にいる自分を実感させられた。
しかし、ネパール人といるときは、自分が日本人であることを
ひしひしと感じさせられることが多々あるわけで。
両親と一緒に旅することで、また違うネパールを知ることができた。
普段では行けないホテルやレストランに行けたり、おいしいものを食べたり
できたのも、両親が来てくれたおかげだ。
10日間中も、いろいろなハプニングがあったが、両親とこんな長い海外旅行は
二度とないだろう。それもネパールは。
そう考えるとやっぱり、時間を作って来てくれて、わがまま娘に親孝行の場を与えてくれた両親に感謝です。ダンネバード!!
無事日本に到着の連絡をもらい、私のネパールガイドの役目も無事終了。
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