2011年12月11日日曜日

アンティーム ディン(最終日)



ナマステ ウッジョールです。

12月9日(金)1ヶ月滞在した学校の最終日。
行くと何やらいつもと様子違う感じ。
いつもと同じようにまず3年生の教室に。
授業はいつもどおり始まった。
でも、いつも通り終わらなかった。
いきなり子供達から「ミス、ありがとう。」と言われ
家で咲いている、または自然に咲いている花で花束や花輪を作って、
私にくれたのである。
それも全員から。驚いたと同時にすごくうれしかった。
これが2年生1年生の教室でも同じことが起こった。
1,2,3年生は、毎日算数を教えに行ったので、子供達の名前も全員覚えているし、
それぞれの子供がどうよくなったかも知っているから、すごく愛おしく感じる。

4,5年生は数時間しか行けなかったので、申し訳ないが、
名前すら覚えることができなかった。
にもかかわらず、4,5年生の教室にも呼ばれ、
全員から花束や花輪をもらったのである。

全校生から花をもらうことなんて!ほんとうにうれしくて、幸せに感じた。
あまりにうれしかったので、また教室に行って、
お別れのミタイ(お菓子)を一人ずつ配った。
1,2,3年生は握手やハグやキスをしながら。
4,5年生は握手をしながら。

最後はみんなで写真を撮った。
帰るとき、1,2,3年生の子供達に
「ミス、行かないで!もっとこの学校にいて!」と
何度も何度も懇願された。
あの大きな愛くるしいキラキラしたおめめで、言われたら
どうしようもなく胸がいっぱいになって、
「また、絶対に来るからね!」としか言えなかった。
涙は絶対に見せまい。笑顔でお別れと決めていたから何とか踏ん張れた。
しかし、帰ってから、日記を書くとき、一人思い出し泣きをしてしまった。

先生方、子供達、みんなほんまにほんまにありがとう!

今回もまた、ネパールの人からかけがえのないものを頂いた。
貰いっ放しの私。こんなに頂いていいのかしら。
残りの任期も日々の活動でお返ししていかなければ。

1 件のコメント:

  1. いやー、読んでいる私まで感動しちゃった!1カ月通ったんだねー。キーパーソンになるような先生の出会い、足で稼いだ財産だね!

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