2011年12月9日金曜日

Open Class IN BeniGhart②


ナマステ ウッジョールです。

2時間目 2年生算数 繰り下がりの引き算
2年生の算数を教えている先生が算数担当。
当初、この先生だけ、公開授業する予定だった。
しかし、1,3年生の算数を教えている先生や校長先生が
「折角だから、みんな見せよう。」と意見が一致したので、
3クラス見てもらうことになった。
算数担当だけあって、私がしようとしていることをすぐ理解してくれ、
「ミスの方法はとてもいい。子どもがとても早く、
楽しんで、理解しているから私もこの方法を他の先生に見せて伝えるよ。」
と言ってくださった。
2年生の子どもたちも、比較的理解が早く、10の合成・分解、
繰り上がりの足し算、繰り下がりの足し算を素直に教えたとおり理解していく。
びっくりである。
何故か?
やはり、この先生の教え方、言い方がわかりやすいのである。
板書も丁寧なのである。
そして、私と一緒にやることで、教材の使い方、見せ方もうまくなり、
さらに、子どもが進んで、学習するようになった。
「先生、すばらしいですよ!」
しかし、時々起こったり叩いたりしていたので、そこが気になっていた。
だから、私はとにかく子ども達を褒めて、授業をした。(先生も褒めた。)
すると、だんだん叩く回数が減り、褒める回数が増えてきた。
「カティ ラムロ!(なんてすばらしい!)」

公開授業は、他の先生方も感心しておられた。
繰り下がりの引き算を見事に教え、子どももよく理解していた。
授業中もたくさん褒めていた。
子ども達が、できたノートを先生に張り切って見せに行く姿と
「Good」をもらってうれしそうにしている姿は、いつ見ても微笑ましく
幸せ気分になる。
どこの国の子ども達も、できなかったことができるようになった喜びや
先生に褒められて、うれしくなるのは同じなんだなと思った。
やっぱり、人は褒められて伸びるんだよー。

授業反省会のときに、私が「教師として、子どもたちの前で、
子どもを怒ったりよくないことを言ったりしないでください。
そして、子どもを叩かないでください。」と先生方に助言。
すると、この先生が「そうだよ。授業中によくないことを1回言ったら
その5倍は褒めてあげないといけないんだよ。」とおっしゃった。
この発言、私はどう解釈したらいいのか?
褒めることの効果をこの先生自ら感じ取った発言と解釈してよいのだろうか?
それとも・・・。
いいほうに考えるとこにしよう。

何はともあれ、この先生の授業は多くの先生方を刺激したことは間違いない!

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