2011年12月9日金曜日

Open Class In Benighat①


ナマステ ウッジョールです。

この間、結婚の日と重なるという理由から
日程を変更した公開授業、ようやく実施することができた。

前回、山奥で実施した場所とは違い
今回は、主要幹線道路沿いにある交通に便利な場所での実施。
なので、前回のようなことはなく、10:00から始まるこの会に
7人の先生が時間通り来られ、11:00までにはほぼ全員揃った。
上出来。

1時間目、3年生算数 2桁×2桁の筆算。
先生も子どもも緊張していたが、とてもがんばって授業をしてくれた。

継続して身に付けること、見通しを持って行動することが
難しいネパール人にとって、算数は苦手教科の一つである。
23×34などの答えを出すのに、どれだけ時間掛かるの!?と言うくらい
とにかく時間が掛かる。
まず、子ども達もなかなか「九九」(ネパール式の九九のようなものがある。)を
覚えられない。だから、5×6とか言っても、すぐに答えが出てこない。
5×1、5×2、5×3・・・と始めから言わないと答えが出てこないのである。
次に、位の意味をいまいち理解していないから、
出した答えをどこに書けばいいかわからない。
そして、繰り上がりの足し算がこれまたすごく時間がかかる。
さらに、1桁+1桁の計算も・・・・・。
「あはーーーーー、この子達はどれだけの難関?を突破しないと
この問題を解くことができないんだーーーー。難関が多すぎ!!」と言う
子ども達を1ヶ月、私のできるありとあらゆる手段を使って
難しすぎないように、一つずつ丁寧に教えた。
ノートもマスノートに変えた。
教師用のマス黒板のようなものも作った。
これは我ながらナイスアイデアだと思っている。
紙にマスを作って、位を書き、その上から透明のテープをラミネートのように貼る。
そうすると、それはホワイトボードのような役割をしてくれ、
ボードマーカーで何度も書き消しができるのである。

2桁×2桁の筆算ができるようになるまで、
繰り上がりの足し算方法、九九のフラッシュカードで繰り返し練習、
簡単な足し算ではこうして指を使うようにと(日本では指を使わないように教えるのだが、ここでは指を使ってでもいいから、自分で答えを導き出せるように指導。)
2桁×1桁の筆算の方法などなど、到底1ヶ月ではできない内容を
先生を含め、指導していった。

12×23のような繰り上がりがない数字で、筆算のやり方だけを
ネパールの先生と相談しながら公開授業までに4,5回は教えた。
しかし、その度に期待はことごとく裏切られ、
「あはー、今日もだめだった。」と落胆する日々。
ネパールの先生は、完全あきらめムードだった。
公開授業で、見てもらう内容を変えようとまで、言い始めた。
しかし、私は「たとえ失敗しても挑戦しましょう。子ども達を信じて!」と励ました。
そして今日の公開授業。
いい意味で、子ども達に裏切られた。
今まで、何度教えても、筆算のやり方を理解できなかった子達が
何人もできるようになったのである。本当にびっくりだ!
これも、もしかして多くの人に見られているという緊張感が
いつも以上の集中力を発揮させたのだろうか?
今まで、あきらめずしてきたことに、
ようやくうっすらと光が見えたように感じられた日であった。
そして、「子ども達はできるようになる!」と信じて教え続けることの大切さも
子ども達から教わった。
これを明日も覚えていてくれればいいんだけどなー。
先生が続けてやってくれることを信じよう!

0 件のコメント:

コメントを投稿